筑波大学 宮川研究室 に ようこそ!
Welcome to So Miyagawa’s Lab at the University of Tsukuba!!

宮川創(みやがわそう)は、
古代エジプト語・コプト語に焦点を当てた、
コーパス歴史言語学の研究をしています。

So Miyagawa is a corpus historical linguist focusing on Ancient Egyptian-Coptic and Old Nubian

また、日琉諸語をはじめとした現代の危機言語・危機方言のコーパス開発、そのほか、機械学習を使った、デジタル・ツールの開発も行なっています。
Also studying endangered languages such as Ryukyuan and developping digital tools and corpora for these languages

TEI XMLUniversal Dependencies使









miyagawa.so.kb at u.tsukuba.ac.jp

宮川へのご連絡は miyagawa.so.kb アットマーク u.tsukuba.ac.jp まで、よろしくお願いいたします。

筑波大学准教授

現在、宮川創は、茨城県つくば市にある、筑波大学にて准教授として働いています。

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ニュース

    • 次回の言語記述研究会のプログラムはこちらをご覧ください。
    • 次回の東京アフリカ言語学研究会のプログラムはこちらをご覧ください。

宮川 創の活動

宮川 創(みやがわ そう)は、デジタル・ヒューマニティーズ(デジタル人文学・人文情報学)、コーパス言語学(日琉諸語、ヌビア諸語、エジプト語)、エジプト語史・歴史言語学(古代エジプト語・コプト語、ギリシア語)、キリスト教史を中心に研究・教育活動をしている京都大学の助教です。デジタル技術を使用してデータ駆動型の歴史言語学・文献学・記述言語学研究を行っていると同時に、デジタル・ヒューマニティーズ(デジタル人文学・人文情報学)の普及・教育活動にも力をいれています。とくに日琉諸語のための、TEIやUDを用いたコーパスなど言語資源の開発、東アジア資料のIIIFによるデジタル・アーカイブの開発に関心があります。以下で、ここででてきた用語について解説いたします。アジア・アフリカ研究のためのデジタル・ヒューマニティーズの英字ウェブマガジンThe Digital Orientalistの編集者の一人であるほか、日本語によるデジタル・ヒューマニティーズのウェブマガジン『人文情報学月報』(人文情報学研究所発行)において「欧州・中東デジタル・ヒューマニティーズ動向」を連載しています。


最近の関心事

深層学習モデル、BERTなどを用いた形態素解析、統語解析、係り受け解析、日琉諸語やヌビア諸語などの危機言語の言語資料のデジタルアーカイブ化、コーパス化、コプト語やアイヌ語、マオリ語、琉球諸語などの言語復興運動とICTを用いた復興言語教育を勉強しています。

UDとは

UDのロゴ
UD、すなわちUniversal Dependenciesとは、世界には言語約7000の言語があるといわれていますが、どんな言語でも文の構造、特に文の中の語と語の関係を同じ記法で書けるようにした統語情報の記法です。通常はCoNNL-U形式で書かれますが、TEI XMLにも変換可能です。

TEIとは

TEIのロゴ
TEIとはText Encoding Initiativeの略で、人文学でもちいるあらゆるテクスト資料を機械可読にするために標準化されたマークアップ方式です。世界のデジタル・ヒューマニティーズでのテクスト・マークアップの標準形式となっています。日本語のTEIに関する解説はこちらのTEI-C/日本語分科会のページをお読みください。

コプト語とは・古代エジプト語とは

コプト語は、5000年以上の書記記録を持つエジプト語の最終形態です。コプト語以前のエジプト語、すなわち古代エジプト語は、ヒエログリフ・ヒエラティック・デモティックという文字で書かれていたのですが、コプト語は、ギリシア文字24文字にデモティックから6文字程度補ったコプト文字で書かれています。紀元後2~3世紀ころから、標準化されたコプト文字で書かれたエジプト語がコプト語です。コプト語はエジプト語の通時的一形態であることから、コプト・エジプト語とも呼ばれます。現代でもコプト語はコプト・キリスト教の典礼で使われ、言語復興運動があります。宮川創は、2014年から、全米人文科学基金(National Endowment for the Humanities; NEH)のコプト語コーパスプロジェクトCoptic SCRIPTORIUMのリサーチメンバーで、コプト語コーパスの開発に貢献しているほか、2015年から全米人文科学基金・ドイツ研究振興協会ジョイントプロジェクトKELLIAでコプト語OCR、コプト語wordnet、コプト語テクストリユース探知の開発に携わりました。現在、京都大学、東京外国語大学オープンアカデミー、およびNHK文化センター梅田教室でコプト語および古代エジプト語の授業を受け持っております。


海外経験

ドイツ(ゲッティンゲン大学およびライプチヒ大学)に5年、イスラエル(エルサレム・ヘブライ大学)に2ヶ月、イギリス(UCL)に1ヶ月、アメリカ合衆国(ジョージタウン大学&アメリカ・カトリック大学)に3週間滞在し、ほか、エジプト・ギリシア・アルメニア・イタリア・スペイン・スウェーデン・アルバニア・ノルウェー・韓国・中国・ロシア・ベルギーなどで1週間以上の研究滞在を複数回行いました。

教育経験

京都大学、大阪樟蔭女子大学、東京外国語大学(オープンアカデミー)で授業を受け持ち(人文情報学、情報基礎演習、古代エジプト語・コプト語、コイネー・ギリシア語)、NHK文化センターでエジプト語を教え、ゲッティンゲン大学、ハンブルク大学、大英図書館、サピエンツァ・ローマ大学、ブカレスト大学、東京外国語大学などで夏期講座や講習会の講師としてコーパス言語学・人文情報学を教えました。

最後に、このHPでは、デジタル・ヒューマニティーズの最新情報やお役立ち情報を主にご紹介していきたいとおもいます。よろしくお願いいたします。宮川 創へのメッセージ・ご要望はmiyagawa.so.36u [at] kyoto-u.jpまでお送りいただきますようお願いいたします。
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