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宮川へのご連絡は miyagawa.so.kb アットマーク u.tsukuba.ac.jp まで、よろしくお願いいたします。
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現在、宮川創は、茨城県つくば市にある、筑波大学にて准教授として働いています。
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宮川 創(みやがわ そう)は、デジタル・ヒューマニティーズ(デジタル人文学・人文情報学)、コーパス言語学(日琉諸語、ヌビア諸語、エジプト語)、エジプト語史・歴史言語学(古代エジプト語・コプト語、ギリシア語)、キリスト教史を中心に研究・教育活動をしている京都大学の助教です。デジタル技術を使用してデータ駆動型の歴史言語学・文献学・記述言語学研究を行っていると同時に、デジタル・ヒューマニティーズ(デジタル人文学・人文情報学)の普及・教育活動にも力をいれています。とくに日琉諸語のための、TEIやUDを用いたコーパスなど言語資源の開発、東アジア資料のIIIFによるデジタル・アーカイブの開発に関心があります。以下で、ここででてきた用語について解説いたします。アジア・アフリカ研究のためのデジタル・ヒューマニティーズの英字ウェブマガジンThe Digital Orientalistの編集者の一人であるほか、日本語によるデジタル・ヒューマニティーズのウェブマガジン『人文情報学月報』(人文情報学研究所発行)において「欧州・中東デジタル・ヒューマニティーズ動向」を連載しています。
コプト語は、5000年以上の書記記録を持つエジプト語の最終形態です。コプト語以前のエジプト語、すなわち古代エジプト語は、ヒエログリフ・ヒエラティック・デモティックという文字で書かれていたのですが、コプト語は、ギリシア文字24文字にデモティックから6文字程度補ったコプト文字で書かれています。紀元後2~3世紀ころから、標準化されたコプト文字で書かれたエジプト語がコプト語です。コプト語はエジプト語の通時的一形態であることから、コプト・エジプト語とも呼ばれます。現代でもコプト語はコプト・キリスト教の典礼で使われ、言語復興運動があります。宮川創は、2014年から、全米人文科学基金(National Endowment for the Humanities; NEH)のコプト語コーパスプロジェクトCoptic SCRIPTORIUMのリサーチメンバーで、コプト語コーパスの開発に貢献しているほか、2015年から全米人文科学基金・ドイツ研究振興協会ジョイントプロジェクトKELLIAでコプト語OCR、コプト語wordnet、コプト語テクストリユース探知の開発に携わりました。現在、京都大学、東京外国語大学オープンアカデミー、およびNHK文化センター梅田教室でコプト語および古代エジプト語の授業を受け持っております。
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